青木農場と青木周蔵那須別邸
岡田義治/磯忍
明治期、広大な那須野ヶ原を舞台に、大農場の開拓建設に情熱を注いだ青木周蔵の足跡と、国の重要文化財に指定された那須別邸の建築学的意味、さらに建築家松ヶ崎萬長の業績に加え、保存運動の経緯をまとめた労作。図版、写真多数収録。
- A5判 並製本 184頁
- 定価 1980 円 ( 本体1800円+税)
- 発行日:2001/11/20
- ISBN:4-88748-064-4
- 商品コード:830
- 在庫:品切
青木農場と青木周蔵那須別邸
岡田義治/磯忍
明治期、広大な那須野ヶ原を舞台に、大農場の開拓建設に情熱を注いだ青木周蔵の足跡と、国の重要文化財に指定された那須別邸の建築学的意味、さらに建築家松ヶ崎萬長の業績に加え、保存運動の経緯をまとめた労作。図版、写真多数収録。
阿武隈・奥久慈・八溝の山87
アルペン・ペンクラブ編
宮城、福島、茨城、栃木四県にまたがる山域を網羅。太平洋を眺望する鹿狼山をはじめ、清流が岩を噛む背戸峨廊、信仰の山霊山、そしてガマの油で知られる筑波山までファミリーで楽しめる低山87コース。登山地図、交通機関など最新情報満載。
新井常雄版 足尾銅山写真帖
写真:新井常雄/解説:村上安正
41年間古河鉱業に勤めながら足尾銅山を撮影し続けた新井常雄の膨大な写真の中から厳選。これまで伺い知ることの少なかった採鉱の先端部から、選鉱工場、製錬所などの内部まで、133枚の写真が鉱山の内部へ誘う。ここに写されている人々は、新井常雄を足尾銅山で共に働く仲間として受け入れ、普段のままの姿を撮らせている。足尾に生きた新井常雄だからこそ撮れた、人々の息づかいが伝わってくる写真だ。
石投げ踊り おけさで甚句で八木節で
茂木真弘
「石投げ踊り」は明治時代を中心に流行した踊りである。雪深い魚沼の里で親しまれ、やがて各地に伝わっていった「おけさ」「甚句」そして盆踊りを通して踊られてきた「石投げ踊り」のルーツに迫る。
今、高齢者福祉は 地域・施設からの発信
山田 昇
「長寿は果たして幸福か?」。平均寿命世界一となった日本の高齢福祉のあり方を考える。在宅ケア、施設ケア、そして地域ケアを通して笑顔のノーマライゼーション社会実現を提案するレポート。
京都 リヨンそして足利 近代絹織物と近藤徳太郎
日下部高明
明治28年、足利産地の織物関係者のすべての人々の驚愕と歓喜の中に、栃木県工業学校初代校長として迎えられた近藤徳太郎。大正から昭和にかけて隆盛を極めた「足利本銘仙」の誕生と近代工業教育の発展に生涯を捧げた彼の足跡を描く。
公害の原点を後世に 入門・足尾鉱毒事件
広瀬武
現代に続く足尾鉱毒事件の全体と、田中正造の思想を学ぶための入門書。渡良瀬川へのサケの放流や足尾の山への植樹を実践し、田中正造記念館建設をめざす著者の、地域の歴史を市民自らが創っていこうとする力強い意志が込められている。
こんな警察はもういらない!! ずいそうしゃブックレット11 上三川事件から見えたもの
市民オンブズパーソン栃木+市民オンブズパーソン栃木とタイアップする会
警察は本当に市民の味方か! 栃木県警察石橋署の誠意ない対応、そして職務怠慢が誘発した「須藤正和君上三川リンチ殺人事件」を通して見える日本警察の腐敗体質。シンポジウム「どうなっているの、日本の警察?」全記録。事件経過表など資料多数。
下野寺社歴訪記
島遼伍
日光二社一寺をはじめ、雲巌寺、大中寺、鑁阿寺など、下野27寺社の探訪記。古くから民人の生きる支えとなった信仰の場を、秘められた歴史や由来、関係する人物の足跡とともに紹介する。地図、写真のほかに、興味深いコラムを掲載。
田中正造と天皇直訴事件
布川 了
天皇直訴は「義人正造」の個人プレーではない。半山・秋水・沼南・被害民の力と鉱毒世論をバックに、明治国家体制を震撼させる大事件だった。正造の戦いの生涯の中で頂点となる天皇直訴-百年後の今、その全貌を解き明かす。
東京のどん底から 老いゆく路上生活者の声を聴く
宮下忠子
路上生活者の高齢化が進んでいる。東京隅田川畔、上野公園、そして日比谷公園でテントくらしを続ける彼らの声を聴く。その生きる意味とこだわりとは。併せて幻となった東京都「路上生活者実態調査報告書」からその現状を分析。
日光の司法 ずいそうしゃ新書9 御仕置と公事宿
竹末広美
日光山・日光領に生きた人々の生活を、犯罪を通して浮き彫りにする。また、弁護士のはしりのような「日光宿」の活動を探り、日光領の訴訟社会の一端を明らかにする。日光領に発生した犯罪の数々と過酷な刑罰の実態、公事出入の発生と日光宿の活動を探る。
日光領の農民世界 生活と文化を育てた人々
佐藤権司
「かみほとけ」を敬い、清貧に生きた日光領89カ村の農民の暮らし。ここには現代社会に通ずる工夫と勤労の姿があった。日光領農民の創造性と人間愛の部分を、史料にもとづいて描く。彼等の生活実態をおよそライフサイクルに構成してみると、その真剣な生き方に限りない愛着が持てる。第1回随想舎歴文研出版奨励賞受賞
八重山列島昆虫記 南の島の虫屋の話
高橋敬一
八重山、沖縄本島、奄美大島、タイ、ケニアでの虫採り行脚。人知れず生まれては消えてゆくまだ見ぬ甲虫に魅せられ、彷徨う仲間たちとの虫屋交流記録。青い空、青い海、そして見たこともない魚たち。写真多数収録。
谷中村村長 茂呂近助 末裔たちの足尾鉱毒事件
谷中村と茂呂近助を語る会編
今から百年前、足尾銅山による鉱毒被害に対し、田中正造と渡良瀬川沿岸被害農民の鉱業停止運動がねばり強く繰り広げられた。強権的な弾圧と、鉱毒問題の治水問題へのすり替えにより、運動は分断され、谷中村は強制破壊ののち遊水池化され、村民は四散する。元谷中村村長・茂呂近助ら66戸は、偽りの現地報告書を拠りどころにサロマへ移住、厳しい開拓生活の幕を切った……。茂呂近助と鉱毒被害農民たちの戦いの軌跡を末裔たちが辿る検証の記録。
よみがえれ足尾の緑 ずいそうしゃブックレット10 植林ボランティアは挑戦する
足尾に緑を育てる会編
近代日本の発展を牽引した足尾銅山は、同時に深刻な鉱毒事件をひきおこした。川は汚れ、木は枯れた。煙害復旧のため100年前から続けられている足尾の緑化事業に、ついに市民ボランティアが合流、緑したたる森の復活をめざして動き出した。
歴史と文化10号
栃木県歴史文化研究会編
【講演録】深谷克巳「下野近世史と日本近世史」【論文】中川光熹「日光山寂光寺釘抜念仏とその伝播について」、涌井有希子「助郷組合の編成と段階的特質−日光街道小金井宿定助郷村の場合」、川田純之「下野の普化宗寺院の展開」など。
腕章がつなぐ13人の絆 ずいそうしゃブックレット9 人間の尊厳を求めるレオン支部の闘い
JMIU全日本金属情報機器労働組合栃木地方本部編
なぜ、腕章をつけるのか。800対13という少数労働組合が、会社の懐柔、弾圧攻撃を跳ね退けて労働者の権利と人格を守る闘いを続けている。その闘いの意味とはいったい何か。今、労働者の権利が危ない!!
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