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戦後50年・あの時私は

『戦後50年・あの時私は』


CRT栃木放送編

ラジオで放送された人間のドラマを収録した証言記録集

A5判/128頁/定価880円(本体800円+税)
ISBN 4-938640-73-2


目 次



はじめに  3

帰らなかった夫                上河内町  塩井 スノ  10
最後の一兵まで戦う決意            宇都宮市  地斎 久雄  12
終戦の日に出来あがった防空壕         宇都宮市  中野 秀子  14
子どもを思う婦人に感銘            益子町   鈴木 弘行  16
空襲で跡切れた交信              石橋町   小林アイ子  18
はじめて見る千円札              小山市   木之本久一  20
空襲から生きて帰った主人           河内町   岡本 トミ  22
同期生の8割が戦死              宇都宮市  石田亥一郎  24
玉音放送に号泣                今市市   小林マサ子  26
終戦の知らせに安堵のため息          大田原市  松本 定男  28
“欲しがりません、勝つまでは”を合言葉に   鹿沼市   小林美恵子  30
満州出発1日前の終戦             塩谷町   古澤  晁  32
11年間の抑留生活              宇都宮市  荒川 春香  34
空を飛ぶ鳥が羨ましい             宇都宮市  鈴木 ヨヲ  36
32キロの体重で復員             宇都宮市  中山 重夫  38
「息子をどうしてくれるんだ」と叫んだおじさん 宇都宮市  見目 久子  40
終戦の報に青色吐息              藤岡町   藤沼 ハナ  42
声をあげて泣いたお巡りさん          宇都宮市  川畑さい子  44
戦争に追われた青春時代            宇都宮市  矢古宇みつ子 46
25歳で戦死した婚約者            栃木市   湯本千代子  48
空襲の恐怖で死んだ6歳の妹          宇都宮市  毛塚 道雄  50
自分の首を切る真似をした校長         宇都宮市  中津原範之  52
髭ぼうぼうで復員して来た父          氏家町   榎本 和子  54
満州の奥地から生還              矢板市   簗瀬 サク  56
勤労動員で「非国民だ」と罵倒         宇都宮市  白石  勇  58
目の前で飛行機に撃たれた母子         壬生町   高田みつ子  60
終戦後1年間の逃避生活            氏家町   高橋みち子  62
人生観を変えた8月15日           足利市   園部  孟  64
一生忘れられぬ情景              宇都宮市  福田 弘子  66
叔母の家で知った終戦             宇都宮市  岸本 政夫  68
終戦の日の出撃                足利市   須田和三郎  70
明暗をわけた出動               大田原市  佐藤  貢  72
先生から聞いた重大発表            宇都宮市  大野 和子  74
思い出が燃えていく              宇都宮市  荒井  玲  76
我慢を強いられた戦争             宇都宮市  鈴木 ヨネ  78
墨塗り教科書に終戦を実感           宇都宮市  上野  茂  80
自分の目で見た燃えるわが家          宇都宮市  大内 弘子  82
収容所で死んだ二人の子ども          宇都宮市  横山 ハナ  84
主人の復員でようやく迎えた終戦        鹿沼市   田村 マサ  86
緊張して聞いた玉音放送            真岡市   豊田  計  88
寝台車で凱旋する兵隊             宇都宮市  川島 利郎  90
宇都宮空襲が私の敗戦             宇都宮市  萩山 光子  92
飛行機を降り、松の根を掘る毎日        宇都宮市  関田 定雄  94
妹と2人で越えた38度線           宇都宮市  古橋 幹雄  96
空からまかれた降伏文書のビラ         西那須野町 中村 栄一  98
空から落ちてきた火の玉            宇都宮市  野瀬美紗子  100
終戦の日のジャガイモ5個の昼食        宇都宮市  木村 勝次  102
ラングーンで迎えた終戦            上三川町  猪瀬 昌宣  104
敗戦と家の全焼で二重の悲しみ         宇都宮市  杉山日出男  106
空襲で一面が焼け野原             宇都宮市  富田 圭一  108
終戦の日の召集令状              黒羽町   小滝 有資  110
焼夷弾の直撃で父が全身大ヤケド        宇都宮市  江田  弘  112
今でも思い出す戦争のこと           栃木市   飯島真一郎  114
校庭で目にした無残な光景           宇都宮市  小川 禮子  116
勤労奉仕と食糧難の毎日            大田原市  中山カツヨ  118
枯れ果てた涙                 鹿沼市   沢田美代子  120
戦時下の青春の思い出             宇都宮市  田村 勝次  122
正座して聞いたお言葉             足利市   仲田 幸子  123
死んだ戦友に詫びる              鹿沼市   庭山 米吉  124
終戦当時の耐久生活              宇都宮市  御子貝ヨネ子 125

あとがき  126