目 次
はじめに 3
帰らなかった夫 上河内町 塩井 スノ 10
最後の一兵まで戦う決意 宇都宮市 地斎 久雄 12
終戦の日に出来あがった防空壕 宇都宮市 中野 秀子 14
子どもを思う婦人に感銘 益子町 鈴木 弘行 16
空襲で跡切れた交信 石橋町 小林アイ子 18
はじめて見る千円札 小山市 木之本久一 20
空襲から生きて帰った主人 河内町 岡本 トミ 22
同期生の8割が戦死 宇都宮市 石田亥一郎 24
玉音放送に号泣 今市市 小林マサ子 26
終戦の知らせに安堵のため息 大田原市 松本 定男 28
“欲しがりません、勝つまでは”を合言葉に 鹿沼市 小林美恵子 30
満州出発1日前の終戦 塩谷町 古澤 晁 32
11年間の抑留生活 宇都宮市 荒川 春香 34
空を飛ぶ鳥が羨ましい 宇都宮市 鈴木 ヨヲ 36
32キロの体重で復員 宇都宮市 中山 重夫 38
「息子をどうしてくれるんだ」と叫んだおじさん 宇都宮市 見目 久子 40
終戦の報に青色吐息 藤岡町 藤沼 ハナ 42
声をあげて泣いたお巡りさん 宇都宮市 川畑さい子 44
戦争に追われた青春時代 宇都宮市 矢古宇みつ子 46
25歳で戦死した婚約者 栃木市 湯本千代子 48
空襲の恐怖で死んだ6歳の妹 宇都宮市 毛塚 道雄 50
自分の首を切る真似をした校長 宇都宮市 中津原範之 52
髭ぼうぼうで復員して来た父 氏家町 榎本 和子 54
満州の奥地から生還 矢板市 簗瀬 サク 56
勤労動員で「非国民だ」と罵倒 宇都宮市 白石 勇 58
目の前で飛行機に撃たれた母子 壬生町 高田みつ子 60
終戦後1年間の逃避生活 氏家町 高橋みち子 62
人生観を変えた8月15日 足利市 園部 孟 64
一生忘れられぬ情景 宇都宮市 福田 弘子 66
叔母の家で知った終戦 宇都宮市 岸本 政夫 68
終戦の日の出撃 足利市 須田和三郎 70
明暗をわけた出動 大田原市 佐藤 貢 72
先生から聞いた重大発表 宇都宮市 大野 和子 74
思い出が燃えていく 宇都宮市 荒井 玲 76
我慢を強いられた戦争 宇都宮市 鈴木 ヨネ 78
墨塗り教科書に終戦を実感 宇都宮市 上野 茂 80
自分の目で見た燃えるわが家 宇都宮市 大内 弘子 82
収容所で死んだ二人の子ども 宇都宮市 横山 ハナ 84
主人の復員でようやく迎えた終戦 鹿沼市 田村 マサ 86
緊張して聞いた玉音放送 真岡市 豊田 計 88
寝台車で凱旋する兵隊 宇都宮市 川島 利郎 90
宇都宮空襲が私の敗戦 宇都宮市 萩山 光子 92
飛行機を降り、松の根を掘る毎日 宇都宮市 関田 定雄 94
妹と2人で越えた38度線 宇都宮市 古橋 幹雄 96
空からまかれた降伏文書のビラ 西那須野町 中村 栄一 98
空から落ちてきた火の玉 宇都宮市 野瀬美紗子 100
終戦の日のジャガイモ5個の昼食 宇都宮市 木村 勝次 102
ラングーンで迎えた終戦 上三川町 猪瀬 昌宣 104
敗戦と家の全焼で二重の悲しみ 宇都宮市 杉山日出男 106
空襲で一面が焼け野原 宇都宮市 富田 圭一 108
終戦の日の召集令状 黒羽町 小滝 有資 110
焼夷弾の直撃で父が全身大ヤケド 宇都宮市 江田 弘 112
今でも思い出す戦争のこと 栃木市 飯島真一郎 114
校庭で目にした無残な光景 宇都宮市 小川 禮子 116
勤労奉仕と食糧難の毎日 大田原市 中山カツヨ 118
枯れ果てた涙 鹿沼市 沢田美代子 120
戦時下の青春の思い出 宇都宮市 田村 勝次 122
正座して聞いたお言葉 足利市 仲田 幸子 123
死んだ戦友に詫びる 鹿沼市 庭山 米吉 124
終戦当時の耐久生活 宇都宮市 御子貝ヨネ子 125
あとがき 126
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