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北関東会津戊辰戦争 島遼伍 戊辰戦争最大の戦闘である北関東から会津籠城戦にいたる過程を、伝習大隊を主力とした旧幕軍を率いる大鳥圭介・土方歳三らを中心に追跡。写真・地図を多数掲載し、茨城・栃木・群馬・福島各県における戊辰の戦乱を解説。 A5判/248頁/定価1980円(本体1800円+税) |
著者プロフィール 島 遼伍 しま りょうご 1957年、栃木県宇都宮市に生まれる。
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目 次 はじめに――崩壊の序曲 8第一章 野州路まで 大鳥圭介 法治主義を貫いた旧幕軍屈指の野戦指揮官 13 伝習大隊 幕末最強のエリート洋式部隊 18 市川大林寺 知性派紳士と冷血剣客の邂逅 23 土方歳三 幕末の生んだ戦いの申し子 28 東山道総督府 勇将、名将が名を連ねた近代陸軍の揺籃 35 威嚇進軍 常総内陸諸藩の憂鬱 40 梁田の戦い 信州鎮撫総督古屋佐久左衛門 45 武井の遭遇戦 伝習本隊野州路での初完勝 50 第二章 水府錯乱 水戸斉昭 日本の運命を変えた狂漢 57 密勅と大獄 水戸藩を中心に動きだした政局 62 桜田門外の変 血で血を洗う藩内主導権争い 66 天狗党 悪名だけを残した水戸藩の仇花 71 追討軍 幕軍介入! 内戦勃発 76 大発勢潰滅 真価を問われたまま消滅した水戸鎮撫軍 81 流 浪 攘夷を貫いた志士たちの死出の旅路 86 水戸藩の晩鐘 維新の序曲を飾った水戸藩の終焉 92 第三章 上州動乱 小栗上野介 近代日本の布石を敷いたマルチ官僚 101 小栗処刑 冤罪に散った四十二年の生涯 106 上州諸藩 徳川家門、譜代大名たちの運命のサバイバル 111 戸倉、三国峠の戦い 静かなる西部戦線 118 第四章 血染めの野州路 小山撃滅戦 伝習隊、理想の包囲戦 125 風雲宇都宮城 猛将土方四士を斬って士気を鼓舞す 131 烈火落城 東山道総督府、北関東本営失陥 136 壬生城侵攻 安塚複郭陣地、黎明の死闘 143 六道反攻 壮烈宇都宮城攻防戦 149 日光山 伝習隊の分裂と再建 155 今市方面の死闘 再編伝習隊捨身の反撃 160 大田原城の奇跡 再編第一大隊、奥州路逆襲 167 山峡の遅滞戦 伝習隊終幕の光芒 173 第五章 会津焦土戦 不落白河城 列藩同盟の鬼門となった名城 181 諸藩降伏 南奥州同盟軍の崩壊 186 母成峠 会津戦序幕の天王山 192 十六橋突破 白虎二番士中隊飯盛山に散る 197 城下の大激戦 会津藩の一番長かった日 203 城下の大激戦 会津藩の一番長かった日 208 あの高地を奪れ 会津城生命線をめぐる死闘 213 包囲網 兵站路をめぐる西部戦線の死闘 219 総攻撃 会津士道への栄光の戦い 225 消滅点 会津戊辰戦争終結す 231 おわりに――始まりの終わり 238 幕末動乱期の職制一覧 241 幕府および北関東・武州・岩代各藩諸隊一覧 242 参考資料 244 |