会津西街道の歴史を歩く
佐藤権司
日光道中今市宿と若松城下を結ぶ山峡の道「会津西街道」。その道筋に宿る歴史と文化をたどった初めての街道案内書。ここには忘れかけた民の暮らしがいまも息づいている。
- A5判 並製本 128頁
- 定価 1650 円 ( 本体1500円+税)
- 発行日:2010/2/24
- ISBN:978-4-88748-211-1
- 商品コード:655
- 在庫:◎
会津西街道の歴史を歩く
佐藤権司
日光道中今市宿と若松城下を結ぶ山峡の道「会津西街道」。その道筋に宿る歴史と文化をたどった初めての街道案内書。ここには忘れかけた民の暮らしがいまも息づいている。
足尾の緑 第4号
足尾に緑を育てる会[編]
足尾銅山の煙害により荒廃した松木の山に緑をよみがえらそうと、足尾に緑を育てる会が発足して15年。つねにその先頭に立って活動を進めてきた 立松和平さんが急逝された。会では、立松さんを偲び、その志を受け継ぐために、すでに慰霊樹を植樹し、顕彰碑建立の準備を進めている。今号は、長男の横松心平氏をはじめ、黒古一夫、福田三男各氏の講演録と、立松さんと交際の深かった20人の追悼文を収載した。立松和平さんを偲ぶ紙の慰霊誌!
足利の民話
山本倶子
民話の語りには、ふるさとの歴史が脈打っている。「お化け地蔵」「笛吹き坂」など、古くから語り継がれてきた民話を、その地を訪ね歩き、人々の思いや誇りを織り込んで再話した足利の民話集。「原稿を拝見してなるほどと感心したのは、信仰にまつわる話だけを取り上げたことである。多様な信仰が花開く背景には、歴史の古さとそこにおける人々の様々な生活の展開がある。「足利の民話」は、まさに鑁阿寺を中心に栄えてきた歴史・文化・信仰の町足利市ならではの民話集である。」(栃木県民話の会連絡協議会会長 柏村祐司)
あなたとともに 県議山田みやこの10年
山田みやこと市民の会編
権力から遠い世界で平凡な生活を送っていた主婦が栃木県議会議員になって十年が経過した。彼女は市井に暮らす全ての栃木県民の代弁者となり、「生活者の声を県政に」送り続け、あっと言う間の十年であった。本書は十一年目に踏み出そうと決意した栃木県議会議員山田みやこの道標として刊行することとした。(『山田みやこと市民の会』事務局長 近能 康)
あの渓この渓これ好日 釣行記一期一会
佐藤一雄
「老人は竿を担いで、過去を釣り、魚楽を観る」。釣行は一期一会の出会い、そして道草の旅。齢を重ねた今もなお栃木県内をはじめ、東北の栗駒、森吉、只見から奥秩父、大井川と釣り歩く。そのさまざまな情景を軽妙な筆致で描いた釣り紀行。
今を読んで明日を読み解く「Hint」 13年の歴史
鷲尾賢一
約1万冊の知識が世相を読み解く。13年間にわたり発行し続けた協同組合栃木情報センターの情報紙「Hint」の中から選りすぐった論考を集大成。歴史に学び、現代に斬り込み、未来を見据える渾身の一冊。著者の約1万冊に及ぶ読書歴に裏打ちされた、世相を読み解く“ヒント”を満載する。
大谷採石場 不思議な地下空間
小泉隆[写真・著]
大谷石に魅せられた著者(九州産業大学工学部教授)が、福岡から大谷に通い撮影した写真集。「大谷採掘の歴史」(大谷資料館長舘野康雄氏)など資料も収録。
乙女の里物語 歴史探訪
知久 豊
乙女地域には縄文時代から現在に至る長い年月の間、保存され受け継がれてきた多くの遺跡や伝統文化がある。これらを少しでも語り継ぎたいと思い、テーマ別に小文に取りまとめてみた。一人でも多くの方々に参考としていただけるなら望外の幸せである。
お姉ちゃん、私、生きていたいの 若くして末期がん患者となった妹の三年十カ月
平山 華
「生」とはなにか、「死」とはなにか?! 病床からの叫びに応え続けた痛恨の闘病記。私がこの本を書こうと気負い立ったのは、仲間の一人一人に感謝を伝えたい、という思いがあったからです。そして、妹ががん患者となってから、共に懸命に生きた三年十カ月間の喜びや苦難などの各段階ごとの闘病生活を記すことによって、現在困難に直面しているであろう多くの方たちの参考にしていただきたい、という思いがあったからです。
思川恋歌
水樹涼子
人は生涯に一度は必ず<運命の出会い>をする。そのさだめに呑み込まれた男女の、貫かれた切なく一途な思い--日常から数センチ浮揚したような透明な世界に、現実離れした無垢で清浄な登場人物たちがリアルに動き出す。著者の生まれ育った栃木県北西部・思川源流域の豊かな自然と文化遺産を背景に展開される五つの物語。出会いと別れの儚さ、哀しみ、そして愛しさを、豊饒な自然の輝きの中から紡ぎ出した連作短編小説集。
救現11号 田中正造大学ブックレット
田中正造大学出版部編
特集は「正造思想の<根>を探る」で、安在邦夫「自由民権運動と田中正造」、赤上剛「日清戦争前後の田中正造の行動と思想」を収録。講演録は、日下部高明「谷中村廃村問題から見えたこと」、澤田猛「田中正造と遠州鉱害史」などを掲載。
集団疎開学寮の記録 足利郡毛野村長林寺と麻布区南山国民学校
山川長林寺資料調査会[編]
集団学童疎開とは?国民学校児童の太平洋戦争の記録。昭和19年8月18日、東京・麻布から栃木・足利へ。いつ帰るかもわからない学童集団疎開が始まった。受け入れ側の村・地域・寺院・学校とのかかわりと児童・先生・寮母の疎開生活の実態にせまる。
少年とハト 宇都宮大空襲?
小板橋武
親と子のための絵本。少年とハトを通して、戦争の悲劇を訴える!! 戦後65年が経ち、宇都宮大空襲を知らない人が増えた。日本とアメリカが戦争をしたことを知らない人もいる。一人でも多くの人にこの本を読んでいただき、宇都宮大空襲のことを忘れないようにと願っている。
スパグルメ日光・那須2010
CRT栃木放送
栃木AMラジオ局のCRT栃木放送が全社総力を結集して「ふるさと栃木の情報」を「ペーパーマガジン」にして紹介。今回は北関東自動車道の部分開通や茨城空港開港により身近になった水戸をはじめ茨城県の見どころを特集。
田中正造物語
下野新聞社編
六角家騒動、江刺殺人疑獄をはじめ、自由民権運動から国会議員へ、そして足尾鉱毒との闘いは直訴、谷中入村へ……。つねに民衆とともに闘った田中正造の生涯に、2009年12月に急逝した若林治美記者が迫る。下野新聞創刊130周年記念企画。
とちぎ「里・山」歩き
増田俊雄
栃木の自然を満喫しよう!! 好評既刊『栃木の山140』『栃木のいで湯ハイク60』などの編集者が、元気印の高齢者に向けて、隠れた街中の遊歩道や七福神巡りから深山の湖や雲上の稜線歩きまで、四季折々の自然を体感できる32コースを厳選、季節に合わせた自然の美しさをオールカラーで紹介する。栃木の「里・山」が堪能できるお薦めの1冊。花と緑のらくらくハイクが満載。
栃木県方言辞典[改訂増補]
森下喜一
27年振りの改訂増補版。方言語彙を大幅に増やし、8280語を収録。短くわかりやすい用例文を多数採用し、新市町名の書き換え、使用年齢層の変更をした。方言の持つ温かさ、豊饒たる「お国ことば」を堪能しよう。
栃木の峠 峠でたどる暮らしと文化
桑野正光
峠は歴史の証人である。三方を山に囲まれた栃木県の峠58カ所を踏査した「峠の記録」。各峠とも写真と解説、わかりやすい地図を用い、峠歩きのガイドブックとしても読めるように編集した。峠から「ふるさと栃木」の歴史が見えてくる。
とつぜん雉子が
金敷善由
詩を書くとは、ぼくはこう想う。髪の毛を恋人同士できつく共同体として編み上げて行くように、他人にも横一線に刻印しておく為に詩という表現を、壊滅させてはならないのだと思えるのだ。詩は単に形を書くだけではなく喩えば自分の中のトラウマを素直に秘策することからはじまると言ってもいいのではないのかと思うのだ。自分のなかの欠陥に盲目になるのではなく、詩はその避け難い原質を超えて、熱い思いを暴け出す仕事なのでもある。(「あとがきに代えて」より)
ブックレット 那須をとらえる 1
「那須を綴る」事業委員会
那須野が原博物館の企画展示、セミナーと連動したブックレット第一弾。自然、地理、歴史、民俗など多角的な視点で、那須地方の姿を浮かび上がらせる。5論文を収録。以下続刊。
日本の山の34年 フォト・ルポルタージュ
鈴木澄雄[写真と文]
ブナの立ち枯れ、採石による山の変容、シカの増殖。日本の山の自然はどうなってしまったのだろうか? 経済発展の後ろ側で自然がどんどん壊されていく。それでも、地道に自然を守る活動を続けている人たちがいる。
水代官 山口鉄五郎
那須一郎
那須疏水のできる百年前に、那須の地に水を引き、農民の自立を促した代官がいた。今から二百年前、越後からひとりの男が江戸に上った。利根川の河川改修や新田開発、蝦夷地調査、木曽三川の改修に携わり、やがて那須の代官となる。「無軽民事」の刻印を使い、四民(士農工商)は同等であるという強い信念を持っていた。水とともに歩んだ男の心に流れるものは、果たして何であったのか。名代官として語り継がれる男の生涯に迫る、待望の長編歴史小説。
歴史と文化19号
栃木県歴史文化研究会編
研究論文、松本一夫「下近世後期足利学校の図書館的機能について」、小川英世「那須町に所在する中世城館跡について」、下田太郎「戦後巡幸とメディア」などを収録。
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