足尾に生きる 私の人生八〇年
村上安正
- 四六判 並製本 536頁
- 定価 3300 円 ( 本体3000円+税)
- 発行日:2012/10/1
- ISBN:978-4-88748-268-5
- 商品コード:549
足尾に生きる 私の人生八〇年
村上安正
足尾万華鏡 銅山町を彩った暮らしと文化
三浦佐久子
1991年、足尾銅山閉山後のドキュメント『壺中の天地を求めて』で地方出版文化功労賞を受賞した著者が、その後も足尾に魅せられ書き綴った記録。交通・住宅・食文化から、祭礼・芸能・植林事業にいたる、銅山町を彩った暮らしと文化を掘り起こす。
あなたとともに 県議山田みやこの10年
山田みやこと市民の会編
権力から遠い世界で平凡な生活を送っていた主婦が栃木県議会議員になって十年が経過した。彼女は市井に暮らす全ての栃木県民の代弁者となり、「生活者の声を県政に」送り続け、あっと言う間の十年であった。本書は十一年目に踏み出そうと決意した栃木県議会議員山田みやこの道標として刊行することとした。(『山田みやこと市民の会』事務局長 近能 康)
ある日の教頭先生 こんなことがありました
小林武雄
この本は、私が教頭時代に経験したことをありのままに書いたものです。学級担任の時にあったことも少し混ぜて書いてあります。昔のことなので、今の時代に合わないところもありますが、若い先生方に読んでいただき、何かの参考にしていただけたらありがたいです。〈あとがきより〉
生きる
梅沢秀夫
地域紛争や内戦、核開発競争の止むことのない現実、子どもの未来は子ども自身の手によって作ることはできない。今を生きる我々大人の責任が問われている。
イタズラっ子 いなかっぺ 春さんの人生劇場
小林春男
それでいかんべ! 市貝町で七人兄弟の末っ子として生まれ、警察官一筋に歩んだ春さんの社会貢献活動を描いた痛快自伝。茂木高校を卒業し、一巡査から警視正まで昇りつめた41年間の警察官人生。破天荒な春さんの奮闘記。
今を生きる 欠けた瓦の妄想・かわらのかけらのこころ・瓦全
梅澤秀夫
「地域紛争や内戦、核開発競争の止むことのない現実、一方でかつてない規模の地震の発生が現実のものとなりつつある今ほど、人間の命や生きることの意味が問われている時代はない」。死の淵から生還した著者の魂の記録。
駅前医者言上
三浦勇夫
代々木駅前で、つましい「店(診療所)」を開き、ささやかながらも医業を営んでいる。人よんで「駅前医者」という。生活は苦しい。なぜなら、医者は患者を選べないが、患者は医者を選ぶことができるからである。
お姉ちゃん、私、生きていたいの 若くして末期がん患者となった妹の三年十カ月
平山 華
「生」とはなにか、「死」とはなにか?! 病床からの叫びに応え続けた痛恨の闘病記。私がこの本を書こうと気負い立ったのは、仲間の一人一人に感謝を伝えたい、という思いがあったからです。そして、妹ががん患者となってから、共に懸命に生きた三年十カ月間の喜びや苦難などの各段階ごとの闘病生活を記すことによって、現在困難に直面しているであろう多くの方たちの参考にしていただきたい、という思いがあったからです。
学童疎開空腹物語 国民学校二年生の九カ月
井上隆夫
東京大空襲、そして集団学同疎開。食事の量は確実に減っていった。ぼくたちはいつも腹を空かしていた。もう我慢ができない。しまいには、セミまで食べた−戦争というものが、一握りの支配者の誤った思惑から起こり、国民を思いもよらない戦禍に巻き込み、予想だにしない苦しみの中に追いやり、平和に生きる権利を奪い取る非常なものであることを、少しでも次世代の人たちに知ってほしいと思い、この書をしたためた次第である(本文より)。
感謝 そして旅立ちへ 栃木最高!
佐藤悠介
15年のプロサッカー選手生活にピリオドを打った佐藤悠介。やんちゃで波瀾万丈なサッカー人生を生き抜いた、自身が語るノンフィクションストー リー。幼い頃のサッカーへの思いや自己犠牲精神、苦闘と感動の逸話の数々。憧れのサッカー人・名波浩や栃木出身芸人・U字工事との対談等々。天才レフ ティーと言われてきた、武骨で不器用なサッカー人・佐藤悠介のひたむきな感謝の気持ちとセカンドキャリアでの野望がギッシリと込められた一冊。
Country Gentle Life in 那須 NASU 室井秀貴のライフスタイル
Mrs. Posie
那須高原は地球からの預かり物。自然と共生できるまちづくりを描いた、感動創造農夫・室井秀貴流那須ライフとは! ページをめくると那須の未来が見えてくる。ムロイ・スピリットから生まれた37のキーワードロイヤルリゾートのまちづくりが、ここから始まる。
古賀志の里歳時記 橿と櫻は夫婦なり
池田正夫
古賀志の里の信仰と歴史を、当地出身の著者が古文書をひもとき丹念な調査に基づいてまとめたものである。古くから開けた山里には豊かな生活の歴史があり、聖なる山を崇める様々な信仰が息づいてきた。樹齢数百年を誇る樹木は神木となり、山裾に点在する洞窟や滝は神仏のよりつく聖地とされ、多くの神社や石仏が祀られ、今なお受け継がれた祭りが繰り広げられている。
子連れバックパッカー世界をいく
島田奈緒子
さて、次はどこに行こうかな。ギリシャ、ドイツ、ポーランド、ルーマニア、スペイン、オランダ、アイルランドなど子どもを連れて世界を旅する「子連れバックパッカー」が軽妙なタッチでつづった”travel piece”。
これだけは見ておきたい 栃木の宝物50選 スケッチの旅
小板橋武
神社仏閣をはじめ史跡・建築物、偉人の銅像や旧居、さらには伝統的な祭りなど「栃木の宝物」を50か所選び、美しいカラー写真やスケッチに解説をつけたガイドブック。さあ、あなたも栃木再発見の旅へ。最近は、海外旅行がブームになっています。旅行といえば、海外旅行のことだと思っている人もいるくらいです。そんな中にあって、私は、あえて身近かなものに目を向けてみることにしました。栃木県には、宝物がたくさんあります。国宝あり、重要文化財あり、史跡あり、古刹あり、偉人の旧居あり、祭りあり、本当に素晴らしい所だと思います。これらのことについて、内容をよく調べ、訪ね歩いてみることは、とても興味の深いことだと思います。この本がその一助になれば幸いです。
自然の美を棄てた日本人
笹川浩延
許せない、なにかおかしい…。その疑問の正体を探る。少年による殺人事件、政治家の違法献金問題、東日本大震災後四年を経ても仮設住宅暮らしを余儀なくされる人々……。毎日報道されるニュースの底の部分でつながっているものこそ、現代日本の宿痾なのだ。なんとも難しい時代になってしまった。理解を超えた事件も多発している。引きこもり、不登校、家庭内暴力、いじめ、DV、ストーカー、無差別殺人、ドラッグ、などが次々増えていく。そのたびに被害者、加害者の報道がなされ、原因究明、評論、対策がなされる。どれも深刻で、これといった打開策もなく、事態は広く、深く進行していく。しかし、この多様な病理現象の原因はひとつである。それは、明治維新によって、育児環境から自然の美が喪失したからだ。(本文より)
十年後の君たちへ 輝かしい未来へのエール
稲若健志
現代の大人たちが人生という長く、そして険しい迷路に迷っている。その出口が見えない迷路から抜け出す方法を知らなければ、そこからゴールにたどり着く方法さえわからない。このままでは、今の子どもたちが大人になったとき、同じ道を歩まないか心配で仕方ない。(中略) さあ、みんな、十年後の未来へ夢と希望を持って出発しようじゃないか。今から起こることが、実社会のすべてだ。 いざ、十年後の未来へ。(まえがきより)
空高く 地に低く こころの原点 ふるさと日光
[著者]千田孝信[編集]日光史談会
ふるさと日光に、気迫に満ちた活力が欲しい! 二つの世界遺産への慈愛、大地を潤す一滴の水になりたいと念じた平泉中尊寺前貫首の日光史談、ふたたび。「郷土の歴史を踏査するよろこびを味わってほしい」。
SKETCH & ESSAY 大切なもの
篠崎和子
種まきの人生 プラス思考の365日
高山 實
「優しくされて泣くよりも厳しくされて強くなれ」。愛知県に生まれ、栃木の地で35年。たった一人の起業から、宇都宮市を拠点に県内外で幅広く警備業を展開するに至ったヒントがここにある。誰しも「夢」を見ることと思う。夜、目を閉じて眠っていても、ものを見ることができる。夢を見ない人はいないだろう。しかし、夢を夢のなかだけで終わらせてはいないだろうか。実は見えないものを見るということは、とても難しいことなのである。それには、過去の努力や苦労、そして、流した汗や涙の結晶が必要だからだ。〈本文「見えないものを見る」より〉
追憶の柳田國男 下野探訪の地を訪ねて
中山光一
日本民俗学の生みの親である柳田國男は、明治三九年、養家の先祖の地である石橋、上三川、真岡、烏山などの県内東部を訪ね歩いた。このときの記録「柳田採訪」と同じ行程を丹念に追体験した紀行文。第二回随想舎歴文研出版奨励賞。
釣り人たちの狂騒曲 アユ竿担いで南へ北へ
渡辺 豊
アユ釣りに取り憑かれた男たち。8月の炎天下、灼熱の川原で繰り広げられる祭り。今日も釣り竿担いで何処の川か? こぼれる笑みにアユも川面を踊る。
手作りの学び舎 NPO法人足尾鉱毒事件田中正造記念館のめざすもの
広瀬 武
「地域の貴重な歴史遺産である足尾鉱毒事件と田中正造をともに学び、現代に活かす。ボランティアの意欲的活動が地域を耕す」をスローガンを掲げ、2006年10月に田中正造記念館が開館。市民の自主的協力体制で運営されているNPO法人足尾鉱毒事件田中正造記念館の方向性を提示。
東北・北海道の高山植物 花 随筆
松浦山夕・福井糧・松浦花子 写真・編著
高山植物22種を活写!!「たおやかな高嶺草らに恋ひくるふ」。東北・北海道の高山植物の素顔を五感をとぎすまして写し撮った貴重な作品で、随筆は花や自然に対する撮影者の哲学を示している。対英訳文もあり、本書の楽しみ方は、多義にわたる。(宇都宮大学副学長・水本忠武)
とちぎ綾織り 下野の歴史と伝説を訪ねて
水樹涼子
懐かしい土の香り、そして人の温もり……。交錯する「時と場所」を縦糸・横糸に、自らの思いを斜めに織り込む斬新な試み。日光、下野薬師寺、録事尊など歴史の舞台を訪ね歩き、筆をとったエッセイ集。東京新聞栃木県版長期連載に、新たに書き下ろしも合わせ四六編を一冊にまとめた。
那須暦七十二候 室井秀貴のライフスタイルII
Mrs.Posie
里山を再生し、SDGsを自ら創造した空間がここにある。那須高原の豊かな自然に育まれた四季を通して語る季節のうつろい。100年先を紡ぐ七十二候のワイナリー物語。美しい那須の風景写真多数収録。
日本列島見て歩こう 小樽から鹿児島まで名所旧跡100選
小板橋武
日本全国を十年の歳月をかけて巡った名所旧跡の旅。
花山行 日光
湯沢昭
シラネアオイ、ハクサンチドリ、イワカガミ、ゲンノショウコ……。日光の山々に、ひっそりと可憐に咲き誇る花々を見つめる優しい眼差し。四季を通じて撮り続けた写真と、臨場感あふれる登山日記より構成した、見て、読んで癒される写真集。
森詠の今日のつづきは、また明日
森 詠
栃木県那須に育った著者が、ふるさとについて語った熱い思い。同名の下野新聞連載に加筆、写真を加えた53話。映画「少年記 オサム14歳」のスチール写真も掲載。「風。緑。那須の山。ノスタルジア」、映画の原風景はここにある。
八重山列島昆虫記 南の島の虫屋の話
高橋敬一
八重山、沖縄本島、奄美大島、タイ、ケニアでの虫採り行脚。人知れず生まれては消えてゆくまだ見ぬ甲虫に魅せられ、彷徨う仲間たちとの虫屋交流記録。青い空、青い海、そして見たこともない魚たち。写真多数収録。
八重山列島釣り日記 石垣島に暮らした1500日
高橋敬一
美しい珊瑚礁の海に暮らした4年2カ月。石垣島をはじめ、黒島、竹富島、与那国島、小笠原諸島、西表島、波照間島、仲ノ神島、フィリピンネグロス島を舞台に、愉快な仲間と過ごした痛快な島暮らし。
山と人を想い
空 昌昭
いつもやさしく迎えてくれる山があり、そして仲間がいた。秘境ラダックへの旅、鳥海山の自然への想い、英彦山と九州の山々、登山の腕をみがいた剣岳など、半世紀を超す山への情熱と心温まる友情の記録。英彦山修験者を祖に持つ著者の、山と人を通した自叙伝であり、秀逸なエッセイでもある。
山はドキドキ妖精舞台 木版画とエッセイでめぐる101山
山咲みツオ
「山に登る前日までのドキドキ心、登っている時のドキドキ心、木版画を刷り、作品を見る時のドキドキ心」とピュアの心で山に接する氏が描く色彩豊かな木版画とエッセイ101話。山の妖精に出会う大人の山の絵本。
我が回想の堀込源太 八木節誕生秘話
友常太響
1907年(明治40)8月15日、足利郡久野村上加子で開かれた盆踊り大会。この時、歌われた源太の盆踊り唄から八木節の歴史が始まった。初代源太の孫・友常太響が自身の回想と、丹念な取材で書き上げたノンフィクション。
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