随想舎

日光の歴史、田中正造、足尾銅山など地域に根ざした書籍を発行。

とちぎ 歴史をあるく

影山 博

史料を読み込み、史跡を探訪して、
新たな視点から問い直す栃木市の歴史。
写真・図版も多数収載。

 栃木市の前身栃木町は明治二十二年、栃木町と栃木城内・嘉右衛門新田・箱森・大杉新田・小平柳・片柳・薗部・沼和田・平井・風野の各村と平柳村の一部を合併して成立した。昭和十二年に市制が施行され、二十九年、大宮村・皆川村・吹上村・寺尾村、三十二年に国府村を編入した。平成二十二年、下都賀郡大平町・藤岡町・都賀町と合併し、翌年に西方町を、二十六年に岩舟町を編入した。現在の栃木市は人口一六万人を擁する栃木県三番目の市である。
 広域化した栃木市であるが、意外とその歴史を知らない市民も多い。「歴史は繰り返す」はギリシャの歴史家ツキディデスの言葉である。私たちは祖先が果たしてきたことを客観的にとらえ直すことが必要である。歴史的事象を正しくみることは、私たちの未来を考えるうえで重要である。
 本書は、平成の大合併で生まれた新生栃木市の遺跡や史跡を原始・古代から近現代までの時代ごとにまとめ、歴史が通観できるようにまとめている。本書を手引きにして、読者のみなさんが栃木市の歴史や史跡を探訪・探求されることを願っている。(「はしがき」より)

四六判/上製/264頁/ [定価]2750円(本体2500円+税)
ISBN 978-4-88748-391-0 c0021
2021年6月25日 第1刷発行

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