随想舎 
道徳力

モーセの十戒に学ぶ

安食 弘幸(日本キリスト宣教団峰町キリスト教会主任牧師)

「モーセの十戒は」神が与えた愛の贈り物

 モーセは紀元前1500年頃の人物です。
 エジプトで奴隷として苦しんでいたイスラエルの民は、モーセに率いられてエジプトから脱出し、荒野を旅し、約束の地に向かいます。その途中、シナイ山の麓まで来た時、モーセを通してイスラエルの民に「十の戒め」が与えられたのです。これが「モーセの十戒」と呼ばれるものです。
 その内容は旧約聖書の「出エジプト記」の二十章一節から十七節にかけて記されています。その内容を見ると、「~をしなさい」とか「~をしてはならない」という十の教えからなっています。
 この「モーセの十戒」は私たちを縛るためのものではなく、私たちを守るためのものであり、私たちが平和で安全で幸せな人生を送るために神が与えたものです。

新書判/並製/104頁/定価1100円(本体1000円+税)
ISBN 978-4-88748-315-6
2015年12月25日 第1刷発行

著者紹介

安食 弘幸 (あんじき ひろゆき)

1951年 島根県出雲市に生まれる。
関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球関西六大学リーグの強打者として活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒。哲学博士。現在、日本キリスト宣教団峰町キリスト教会主任牧師。
NHKカルチャー「心の健康講座」「聖書が教える生き方指南」の講師。「JTJ 宣教神学院」の講師。栃木テレビ「ゴスペルジェネレーション」のメッセンジャー。また、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設等で講演活動を行っている。公立の小学校、中学校での「いのちの授業」も好評である。主な著書に『心の井戸を深く掘れ』『新たな可能性を掘り起こせ』などがある。

目 次

モーセの十戒

「モーセの十戒」とは

「モーセの十戒」の目的

「モーセの十戒」の序文

第一のことば

第二のことば

第三のことば

第四のことば

第五のことば

第六のことば

第七のことば

第八のことば

第九のことば

第十のことば

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