随想舎 

【品切】
 本商品は現在品切れとなっております。


宇都宮釣り天井事件異聞

本田正純の悲劇

和氣 良雄

 千年の歴史が秘める物語、宇都宮氏滅亡をめぐる南呂院の秘話、徳川家康重臣・本多正純の謎の失脚、語り継がれる宇都宮釣り天井事件の真相。宇都宮城に秘められた、悲話、陰謀、そして伝説のなかで、主人公たちが、運命に翻弄されながらも如何に懸命に生きてきたかを紡ぐ。

四六判/上製/216頁/定価1540円(本体1400円+税)
ISBN 978-4-88748-162-6

cartへ

著者プロフィール

和氣 良雄  (わき よしお)

〈経歴〉
栃木県宇都宮市生まれ
中央大学法学部卒
宇都宮市役所・同市教育委員会勤務、行政職課長職主幹
退職後、早稲田大学文学部科目履修「東洋哲学」専攻
元宇都宮市民大学運営協議会委員
宇都宮市中央地区内自治会長

〈主な著作〉
下野新聞社、昭和58年10月5日、同年11月23日、ミニ小説2回入賞
栃木新聞社、昭和59年3月31日、第1回栃木文学賞受賞(芥川賞作家森敦選考委員長)
「栃木県民芸術祭」創作部門文芸奨励賞平成17年度、18年度、二回受賞
「宇都宮市民芸術祭」創作部門準文芸賞平成16年度、同奨励賞12年度、15年度、18年度、4回受賞

〈主なエッセイ集〉
栃木新聞社、昭和59年4月~平成3年9月「栃の実」コラム欄80編執筆

目 次

第一話 南呂院の秘話 ― 宇都宮氏の滅亡

第二話 お梅の方と正純 ―正純の追放

第三話 「伝説・宇都宮釣り天井事件」の顛末 ―商人たちの心意気

 資料編 宇都宮関連年表
  代表的な宇都宮城主
  宇都宮城の歴史概要
  宇都宮城主の移り変わり
  参考文献