増補 田中正造たたかいの臨終 ずいそうしゃ新書16

増補 田中正造たたかいの臨終 ずいそうしゃ新書16

(978-4-88748-240-1)

布川 了

「問題から言ふ時にハ此処も敵地だ…」
病床から闘いは続く。正造、いまだ瞑せず。
渡良瀬川畔庭田家での病床三十四日、死を前に、正造は何を想い、何を語ったか。
「今度この正造が斃れたのは、安蘇・足利の山川が滅びたからだ-本も至るところ同様だが-。故に見舞いに来てくれる諸君が、本当に正造の病気を直したいという心があるならば、まずもってこの破れた安蘇・足利の山川を回復することに努めるがよい。そうすれば正造の病気は明日にもなおる」(本文より)
田中正造没後百年記念出版

新書判/並製/160頁/定価 1100円(本体1000円+税)
ISBN 978-4-88748-240-1
2011年5月25日 第1刷発行

在庫状態 : 在庫あり
¥1,100(税込)
数量