郷愁の野州鉄道 栃木県鉄道秘話
郷愁の野州鉄道 栃木県鉄道秘話
(4-88748-103-9)
大町 雅美
明治18年(1885)7月16日、上野・宇都宮間に日本鉄道奥州線(現東北本線)は開通した。午前8時40分上野駅を出発した一番列車は参議伊藤博文、東京府知事、井上鉄道局長らを乗せ、午後1時38分宇都宮駅に到着。ここから栃木県鉄道の歴史が始まった。
鉄道敷設に関わる秘話を、政治と民衆史の視点からまとめあげた会心の鉄道史。東北本線など幹線にとどまらず人車、軌道、未完の計画線にも幅広くスポットをあて、県内鉄道の全貌を明らかにする。懐かしい写真、地図をはじめ時刻表、切符など資料多数。
A5判/320頁/定価 3080円(本体2800円+税)