新 語りべが書いた下野の民話 


 新 語りべが書いた下野の民話 

 

   柏村 祐司/下野民話の会[編]

 民話語りは、百人いれば百様の語りがある。「鬼怒の乙姫」「一向寺の汗かき阿弥陀さま」など古くから各地で語り継がれてきた四十八話を再話した心温まる民話集。


A5 判/並製/192頁/定価 本体1000円+税 
978-4-88748-310-1
2015年6月6日 第1刷発行

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著者略歴

柏村 祐司/下野民話の会[編]


1944年宇都宮市に生まれる。宇都宮大学教育学部卒。
栃木県立博物館において民俗部門を担当。
栃木県立博物館学芸部長、栃木県文化財保護審議委員などを歴任。
主な著書、共著に『しもつけのくらしとすまい』『栃木民俗探訪』(下野新聞社)、『続日光近代学事始』(随想舎)など。


目 次

乙女の機織にまつわる話

 蜘蛛の綾織  大田原市北滝
 鬼怒の乙姫  日光市川俣

池や渕・湖・滝にまつわる話

 おだきさん  高根沢町上高根沢
 上人池  日光市川俣
 小松が渕  上三川町坂上
 手彦子の蛇侍  芳賀町芳志戸
 梅の木堰の龍の話  芳賀町芳志戸
 九十九曲り  栃木市土与
 竜門の滝  那須烏山市滝
 男体山の神と赤城山の神の戦い  日光市中宮祠

石や岩にまつわる話

 夜泣き石  日光市花石町
 生子石  日光市塩野室
 平家杉物語  日光市上栗山
 孝子桜  宇都宮市古賀志
 親だきの松  日光市上三依
 かぐまのちから石  那須烏山市小木須
 五郎櫃  日光市小百

犬や猫、鳥にまつわる話

 藤四郎様  日光市川俣
 でろれん、でろれん  宇都宮市上田原町
 姥が沢沼の金の鳥  日光市芹沼
 雀の功徳  宇都宮市雀宮町

お地蔵様や阿弥陀様にまつわる話

 菅笠日限地蔵  日光市匠町
 塩地蔵  高根沢町西根
 とげ抜き地蔵  那須烏山市熊田
 一向寺の汗かき阿弥陀さま  宇都宮市西原

塚にまつわる話

 雪姫塚  高根沢町平田
 姫塚  那珂川町矢又


姥捨ての話

 婆塚  茂木町山内
 困ったよこつ  佐野市秋山

長者にまつわる話

 出流原の漆せんばい朱せんばい  佐野市出流原
 朝日長者の最後  日光市手岡

歴史上の人物・偉人にまつわる話

 立木地蔵尊  佐野市仙波
 弘法水  那須烏山市下境
 正月に餅をつかないむら  宇都宮市大谷町
 常盤御前  佐野市仙波
 ねむり猫  日光市山内
 山菅の蛇橋  日光市上鉢石町
 地獄を見てきたお坊さん  日光市
 独鈷清水  日光市藤原町
 道鏡塚と孝謙神社  下野市

狐やカッパ・天狗にまつわる話

 狐のお産  那須塩原市黒磯
 狐の話  日光市文挟
 侍に化けた狐  栃木市藤岡町高取
 カッパと鬼七三  日光市西川
 橋をかけたカッパ  日光市西川
 わたご様  日光市小百

雷にまつわる話

 向田塙の録事尊  那須烏山市向田
 雨乞いの竜  下野市国分寺

「下野の民話」の分布