随想舎 

[改訂増補]

栃木県方言辞典

森下 喜一

 27年振りの改訂増補版。方言語彙を大幅に増やし、8280語を収録。短くわかりやすい用例文を多数採用し、新市町名の書き換え、使用年齢層の変更をした。方言の持つ温かさ、豊饒たる「お国ことば」を堪能しよう。

A5判/並製/456頁/定価5170円(本体4700円+税)
ISBN 978-4-88748-206-7

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著者プロフィール

森下 喜一  (もりした きいち)

1934年 栃木県佐野市仙波町(安蘇郡葛生町)に生まれる。
1958年 国学院大学文学部卒業。1963年 国学院大学大学院修了。
岩手医科大学助教授、作新学院大学教授を経て鳥取大学教授、同大学院教授。
2000年停年退官後は講演や執筆活動のかたわら、登山・ハイキングを楽しむ。
現在「とちぎの歴史と文化を語る会」会長。
[栃木県内の方言に関する主な著書]
『栃木県方言辞典』(桜楓社)、『栃木の方言をたずねて』(白帝社)、『栃木県方言語源辞典』(落合書店)、『栃木弁ばんざい』、『栃木方言の源を求めて』(随想舎)他、言語・方言に関する著書40余冊。

目 次

はしがき

一、栃木県の方言の歴史

二、栃木県の方言区画

 (1)音 声
 (2)俚 言

三、栃木県方言の特徴

四、調査方法

 凡 例
 方言調査に協力された話者
 参考資料
 標準語索引