石投げ踊り-おけさで甚句で八木節で
『石投げ踊り-おけさで甚句で八木節で』

茂木真弘

「石投げ踊り」は明治時代を中心に流行した踊りである。そしてそのほとんどが地域単位の伝承によって今日に伝えられている。雪深い魚沼の里で親しまれ、やがて各地に伝わっていった「石投げ踊り」。この踊りの変遷から、背景となる人々の生活にも目を向け、「おけさ」「甚句」そして盆踊りを通して踊られてきた「石投げ踊り」のルーツに迫る。
(四六判/136頁/定価 本体1000円+税)
 ISBN 4-88748-059-8
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著者紹介

1952年、栃木県佐野市に生まれる。足利工業大学卒業。民謡を中心に郷土芸能の歴史を調査研究。主な著書『どじょうすくいと金山踊り』(随想舎)『しもつけ盆踊り考』(随想舎)


目次



 第一章 新潟県魚沼地方の石投げ踊り 7

      魚沼の風土の中で  8
      「石投げおけさ」  12
      「新保おけさ」  17
      「はねおけさ」  20
      魚沼地方の神楽  26
      雪国の暮らしと民謡の伝承  32
      「あわせおけさ」  35
      二人一組で踊る「石投げ甚句」  37
      「小千谷石投げ甚句」  43

 第二章 関東地方の石投げ踊り 55

      上越国境を越えて関東へ  56
      八木節と石投げ踊り  59
      足尾銅山の石投げ踊り  76
      万場町の石投げ踊り  85
      石投げ踊り残照  91





 第三章 宮城県亘理地方の石投げ踊り 99

      「笠浜甚句」で  100
      越後の毒消し売りと「坂元おけさ」  106

 第四章 富山県立山地方の石投げ踊り 113

      芦峅の「石投げ甚句」  114
      富山の売薬商  118

 第五章 伝承芸能として 123

      土地様々に  124
      コミュニケーション  128
      団体活動によって  131